鬼滅の刃

猗窩座(あかざ)が人間だった頃はどんな人だった?強者にこだわる理由や上限の参としての活躍を紹介

猗窩座(あかざ)が人間だった頃はどんな人だった?強者にこだわる理由や上限の参としての活躍をご紹介 劇場版鬼滅の刃「無限列車編」では、ラスボスとして登場し話題となった鬼・「猗窩座(あかざ)」。特徴的な紋様が体中に浮かび上がり、見るからに強そうなイメージを抱きますね。鬼たちの中で、彼だけが使う「領域展開」も見どころの1つとなっています。 そこで今回は、元は普通の人間だった猗窩座が一体どんな生活をしていたのかという点に迫ってみたいと思います。彼がどうして鬼になってしまったのか、また強者にこだわるのはなぜなのかといった疑問についてもご紹介していきましょう。 こちらの記事では、 猗窩座(あかざ)が人間だった頃はどんな人だった? 強者にこだわる理由や上限の参としての活躍をご紹介 についてご紹介します。 猗窩座(あかざ)が人間だった頃はどんな人だった? https://twitter.com/TAC634526/status/1451978374394437633 猗窩座を始めとする鬼たちは、元々全員が普通の人間として生活をしていました。それぞれ生きている年数が異なりますが、既に400年以上生きている猗窩座が人間だったのは江戸時代のこと。ある出来事がきっかけで、鬼舞辻無惨に鬼にされてしまったのです。 猗窩座が人間だった頃の名前は、「狛治(はくじ)」と言います。名字は作中で明かされていませんが、病気がちの父親と共に2人暮らしをしていました。乱暴なところがあるものの、父親思いの少年でしたが、何より狛治の家は貧乏……。父親の薬代を捻出することもままならず、盗みを繰り返していました。 江戸時代に実際に行われていたと言われているのが、罪人に対し体に「罪人の証」である墨を入れるというもの。3度捕まった狛治は、腕に3本の墨を入れられていました。それでも、父親を救うことができるならと気にも留めていなかった狛治。しかし、自分のために罪を重ねる息子を見て、父は自殺してしまうのです……。 生きる意味を失った狛治は、ある日道場の師範である「慶蔵」と出会います。慶蔵は病気がちの娘・恋雪の面倒を見てくれる存在を探していたと言いますが、途方に暮れていた狛治を見かねてかくまってくれたともいえるでしょう。年を重ねるうちに体調が回復していく恋雪と過ごすうちに、狛治も恋雪に特別な感情を抱くようになっていきます。 そしてついに、恋雪と一生添い遂げる約束をしたその日……。以前恋雪に恋心を抱いていたにも関わらず、ぜんそくの発作を起こした恋雪を驚いて放置したという隣の道場の跡取り息子によって井戸に毒が投げ込まれるのです。その井戸の水を飲んだ恋雪、そして慶蔵は2人とも死去。運良くその場に居合わせなかった狛治だけが生き残ってしまいました。 その後、怒りに身をまかせ「まるで鬼のように」隣の道場を襲撃した狛治。素手で跡取り息子たちを殺し、血まみれになっているところを無惨に発見されるのです。 罪を重ねたのも、人を殺したのも、全ては「誰かのため」だった狛治。彼の心の奥底には、誰よりも優しい感情が眠っていたはずです。恨みと怒りに苛まれた狛治は、無惨の誘いを受け鬼へと姿を変えてしまいました。 強者にこだわる理由や上限の参としての活躍をご紹介 https://twitter.com/MrsBUSIDO/status/1451978895234719746 劇場版鬼滅の刃「無限列車編」では、煉獄杏寿郎の強さを見抜き「お前も鬼にならないか」と勧誘していた猗窩座。400年の間鍛錬を重ね続け、上限の参として戦い続けてきました。とにかく「強さ」を求めている猗窩座は、煉獄杏寿郎の強さが失われるのを悲しく思い、鬼として永遠に生きるよう勧めてきたのです。 猗窩座がそこまで強さにこだわるのは、かつて守りたいと思った父、慶蔵、そして恋雪を守ることができなかったため。自分にもっと力がありさえすれば、彼らが死ぬことはなかったかもしれません。ただその思い一つを抱え、これまで生きてきたのが彼なのです。 そして、煉獄杏寿郎を倒し、無限城では竈門炭治郎と冨岡義勇のペアと対戦することになる猗窩座。2人の鬼殺隊を相手に余裕の戦いを見せ、最後には首を落とされたにも関わらず生き続け、「異形のもの」へと変化しそうになります。 しかし、もはや人間でも鬼でもないなにかになりかけた狛治の頭に、恋雪の声が響きます。もう頑張らなくていい、という恋雪たちの言葉に、狛治はやっと自我を取り戻すのです。 最期には、恋雪たちの言葉に導かれるように消滅した猗窩座。同じところへは行けないかもしれませんが、彼が「守れなかった」という後悔からようやく解き放たれたと思うと胸が痛くなりますね。 まとめ https://twitter.com/ishida_michel/status/1450346949001969670 今回は鬼滅の刃に登場する上限の参・猗窩座の過去についてご紹介しました。使う術も、思いを寄せていた恋雪の髪飾りがモチーフになっているなど純粋そのものだった猗窩座。敵でありながら読者からの人気も高く、鬼滅の刃を語る上で欠かせないキャラクターであることは間違いありません。

劇場版鬼滅の刃「無限列車編」では、ラスボスとして登場し話題となった鬼・「猗窩座(あかざ)」。特徴的な紋様が体中に浮かび上がり、見るからに強そうなイメージを抱きますね。鬼たちの中で、彼だけが使う「領域展開」も見どころの1つとなっています。

そこで今回は、元は普通の人間だった猗窩座が一体どんな生活をしていたのかという点に迫ってみたいと思います。彼がどうして鬼になってしまったのか、また強者にこだわるのはなぜなのかといった疑問についてもご紹介していきましょう。

こちらの記事では、

  • 猗窩座(あかざ)が人間だった頃はどんな人だった?
  • 強者にこだわる理由や上限の参としての活躍をご紹介

についてご紹介します。

猗窩座(あかざ)が人間だった頃はどんな人だった?

猗窩座を始めとする鬼たちは、元々全員が普通の人間として生活をしていました。それぞれ生きている年数が異なりますが、既に400年以上生きている猗窩座が人間だったのは江戸時代のこと。ある出来事がきっかけで、鬼舞辻無惨に鬼にされてしまったのです。

猗窩座が人間だった頃の名前は、「狛治(はくじ)」と言います。名字は作中で明かされていませんが、病気がちの父親と共に2人暮らしをしていました。乱暴なところがあるものの、父親思いの少年でしたが、何より狛治の家は貧乏……。父親の薬代を捻出することもままならず、盗みを繰り返していました

江戸時代に実際に行われていたと言われているのが、罪人に対し体に「罪人の証」である墨を入れるというもの。3度捕まった狛治は、腕に3本の墨を入れられていました。それでも、父親を救うことができるならと気にも留めていなかった狛治。しかし、自分のために罪を重ねる息子を見て、父は自殺してしまうのです……。

生きる意味を失った狛治は、ある日道場の師範である「慶蔵」と出会います。慶蔵は病気がちの娘・恋雪の面倒を見てくれる存在を探していたと言いますが、途方に暮れていた狛治を見かねてかくまってくれたともいえるでしょう。年を重ねるうちに体調が回復していく恋雪と過ごすうちに、狛治も恋雪に特別な感情を抱くようになっていきます。

そしてついに、恋雪と一生添い遂げる約束をしたその日……。以前恋雪に恋心を抱いていたにも関わらず、ぜんそくの発作を起こした恋雪を驚いて放置したという隣の道場の跡取り息子によって井戸に毒が投げ込まれるのです。その井戸の水を飲んだ恋雪、そして慶蔵は2人とも死去。運良くその場に居合わせなかった狛治だけが生き残ってしまいました。

その後、怒りに身をまかせ「まるで鬼のように」隣の道場を襲撃した狛治。素手で跡取り息子たちを殺し、血まみれになっているところを無惨に発見されるのです。

罪を重ねたのも、人を殺したのも、全ては「誰かのため」だった狛治。彼の心の奥底には、誰よりも優しい感情が眠っていたはずです。恨みと怒りに苛まれた狛治は、無惨の誘いを受け鬼へと姿を変えてしまいました。




強者にこだわる理由や上限の参としての活躍をご紹介

劇場版鬼滅の刃「無限列車編」では、煉獄杏寿郎の強さを見抜き「お前も鬼にならないか」と勧誘していた猗窩座。400年の間鍛錬を重ね続け、上限の参として戦い続けてきました。とにかく「強さ」を求めている猗窩座は、煉獄杏寿郎の強さが失われるのを悲しく思い、鬼として永遠に生きるよう勧めてきたのです。

猗窩座がそこまで強さにこだわるのは、かつて守りたいと思った父、慶蔵、そして恋雪を守ることができなかったため。自分にもっと力がありさえすれば、彼らが死ぬことはなかったかもしれません。ただその思い一つを抱え、これまで生きてきたのが彼なのです。

そして、煉獄杏寿郎を倒し、無限城では竈門炭治郎と冨岡義勇のペアと対戦することになる猗窩座。2人の鬼殺隊を相手に余裕の戦いを見せ、最後には首を落とされたにも関わらず生き続け、「異形のもの」へと変化しそうになります

しかし、もはや人間でも鬼でもないなにかになりかけた狛治の頭に、恋雪の声が響きます。もう頑張らなくていい、という恋雪たちの言葉に、狛治はやっと自我を取り戻すのです。

最期には、恋雪たちの言葉に導かれるように消滅した猗窩座。同じところへは行けないかもしれませんが、彼が「守れなかった」という後悔からようやく解き放たれたと思うと胸が痛くなりますね。




まとめ

今回は鬼滅の刃に登場する上限の参・猗窩座の過去についてご紹介しました。使う術も、思いを寄せていた恋雪の髪飾りがモチーフになっているなど純粋そのものだった猗窩座。敵でありながら読者からの人気も高く、鬼滅の刃を語る上で欠かせないキャラクターであることは間違いありません。

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