メダカ

オロチメダカは弱い?特徴や育て方、繁殖方法を詳しく解説!

オロチメダカは弱い?特徴

今回はメダカの中でもオロチメダカというメダカについて解説していきます。

ググってみると、オロチメダカは弱い?という検索もよくされているようですね。

オロチメダカとはどんなメダカなのか!?

少しでもメダカの魅力を広めることができると良いと思います(*´∀`*)

 

オロチメダカとは?定義・特徴


メダカブームがすごい今一度は聞いたことがある人も多いのではないのでしょうか?

見た目も名前もすごくかっこいいですよね!!

オロチメダカは、2016年に奈良県「飛鳥めだか」の谷國昌博氏によって作出された品種です。

これまでのブラックメダカに比べここまで全身真っ黒な種類はいなかったためとても話題になりました。

一番の特徴としてオロチメダカは他のメダカと比べ、透明な容器で飼育しても色落ちしない(配置反応なし)のが特徴です。

明るい色の容器や、室内の透明水槽飼育にもお勧めできます。

 




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オロチメダカは弱い??

オロチメダカが弱いといわれているには理由があります。

オロチメダカのような改良メダカは累代飼育され近親交配がよくされます。

近親交配を続けると奇形やいびつなものが多くなるイメージから、十分に成長できずに死んでしまうことから弱いと言われてるのではないでしょうか?

近親交配をある程度続けたら、他の新しい血を入れることによって長生きもし一匹一匹綺麗で大きなメダカに育つことがあります。

また食育をうまくできず個体が小さくなる傾向が多いといわれています。

なので初めてメダカを飼育する方には少し難しく感じるかもしれません。

ですが、正しい飼育と愛情を持って育てていれば立派に育ってくれるので、オロチメダカが特に弱いと言うことではないと思います。

野生のメダカと比べるとどうしても、小さな飼育容器で自然そのものを再現するのは不可能に近いので、飼育者の経験不足や不注意によってメダカを落としてしまうことはあるかもしれません。

オロチメダカだけでなく、すべての改良メダカ、しいては生き物を飼うすべての事に当てはまることだと思います。

 





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オロチメダカの交配・繁殖

綺麗なオロチメダカを作るには当然親を選別して交配させなければなりません。

少しでも色の薄いものだと子も薄くなる可能性は大いにあります。

真っ黒で背曲がり等のない、健康な個体を選び交配させてあげましょう。

選別外の子も愛情を持って育ててあげて下さい(^^)

また、他系統の交配により新しい品種を繁殖させるのもメダカ飼育の魅力の一つです。

オロチ×星河=ブラックダイヤ        

このようにラメを入れることで生まれてくる子もラメが入っていることがあります。

※一概にすべての交配で成功するとは限りません。

メンデルの法則のように規則正しくはいかないものです。

ですが、そこが改良メダカの繁殖の難しさでもあり魅力でもあります。

 





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オロチメダカの育て方

オロチメダカに限らずメダカの飼育は簡単なようで初心者の方には難しい部分もあるかもしれません。

メダカ飼育の良いところは、誰でもお手軽に飼育できるといった点だと思います。

他の熱帯魚などのペットに比べて比較的手間がかからず、バケツなどの容器でも飼育することができます。

簡単な反面、育て続けていると難しいと思う部分も出てきます。

難しいといってもプロのブリーダーでないとできないわけではありませんし、YouTubeで検索すると育て方のコツを解説されている動画は多数あります。

気を付けなければならない代表的な2つをご紹介します。

それは水温と餌の量です。

  • 夏は水温が上がりすぎてしまう。冬は気温が低すぎると水が凍ってしまう。
  • メダカの食べる姿が可愛くて、ついつい餌をあげ過ぎてしまい水質悪化。

難点はやはりここなのではないでしょうか?

メダカが生存できる水温の目安は2℃から38℃です。

その中でも活発になる水温が25℃から28℃です。

ではどう対処すればいいでしょうか??

夏に気温が上がりすぎてしまう場合。

水温が上がり、飼育容器の酸素濃度が極端に低くなります。

水温が上がりすぎてしまう時は「すだれ」や「よしず」などで影をつけたり、

また、水草を入れるだけで影ができ水温の変化は大きく変わります。

水量を多くして急な温度上昇や蒸発を避けることも大事です。

少しハードルは高くなりますがエアレーション(ぶくぶく)をするのも水中の酸素濃度を保つのに効果的です。

※強すぎるエアレーションはメダカのストレスとなり逆効果です。






 

冬は凍ってしまうことが多くあります。

水温が低くなればメダカは下の方に潜り体力を温存します。

日中は水温が上がり上の方へと上がってきます。

その際気をつけなければならないのは餌の量です。

餌の量は1分で食べ切る量を2.3回程度。

夏は比較的活発に動きエサもよく食べますが冬は動きが鈍くなりあまり食べてくれません。

夏同様に同じ量を上げ続けると水が汚くなりメダカが弱っていくので冬にあげるエサは夏よりは少なくしてあげましょう。

冬場はタンパク質の少ない餌にするのも効果的です。

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食べ残しは水質悪化の原因となるため、食べ残した餌は網などで回収しましょう。

越冬中は餌を食べないことがほとんどです。

水温とえさの量を気を付ければメダカも住みやすく長生きするでしょう。

 





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オロチメダカの価格相場

オロチメダカは比較的どこでも手に入れることができます。

メダカは一匹だけで売っていることはとても少なくペアや1ペア+1匹(雌2匹+雄1匹)などの倍数で売られていることが多いです。

ネットでの通販の場合は、Amazon、楽天、ヤフオク、卵ならPayPayフリマなどで購入する事ができます。

成魚なら3匹から10匹で1200円~5000円程度が価格相場です。

「オロチメダカ 生体」などで検索すると出てきます。⇒Amazon

 

稚魚や卵ですと、親個体よりも安く購入できることが多いです。

オロチメダカ 稚魚

オロチメダカ 有精卵

 

大きさ、匹数、雄、雌、成魚、稚魚、卵の販売なのかをよく確認しましょう。

自分のほしい個体と数をきちんと見て自分が育てれる量をお買い求めください。

また、ネットでの卵の購入は注意が必要です。

ヤフオクなどでは、育った個体が写真と違うといったトラブルがあります。

評価や過剰な色彩補正の画像ではないか確認しましょう。

また夏場の郵送の場合はポストに長時間入れておくと高温により卵や生体が死滅します。

早めの回収か、受取可能な配送方法にするのが安心です。

一番確実なのは、実店舗にて購入するのが確実ですね。

 




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改良メダカの種類

メダカには大きく分けて原種と改良メダカの二つに分けられます。

原種とは野生のメダカでキタノメダカやミナミメダカに当たります。

黒や灰色茶色などの色をしています。

そして改良メダカは原種どうしを交配させて長い年月をかけて突然変異を起こしたものを

さらに交配して掛け合わせて作ったメダカです。

その紀元はなんと江戸時代以前まで遡ります。

改良メダカはお手頃価格から一匹何万円と高額なものまで幅広く売られています。

2000年頃は、約20種類程度の品種数だったのが、現在では500種類以上に増えています。

 



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オロチメダカまとめ

今回はオロチメダカについてお話ししました。

とにかく黒いメダカが好きなら「オロチ」で間違いないと思います。

最大の特徴である配置反応なしの漆黒の姿はもはや完成されていると言っても過言ではないでしょう。

メダカは比較的飼育が簡単だと言われていますが、生き物を扱うので難しいと感じる方もいるかと思います。

自分で繁殖させて育てたメダカはそれはそれはすごく可愛いものです(*´艸`*)

自分のできる範囲で飼育して切磋琢磨しメダカの魅力を広めていきましょう。

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