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電気代は一人暮らしでも高くなるの?夏と冬の平均はどれくらい?料金を節約する徹底対策とは

電気代は一人暮らしでも高くなる!夏と冬の平均はどれくらい?料金を節約する徹底対策とは

いざ一人暮らしを始めようというとき、家賃や食費と併せて気にしておかなければならないのが「電気代」です。
どの程度かかるのか分からずにいたら、思ったよりも高額で困った……という方も多いはず。
季節によって大幅に料金が変わることも、一人暮らしの方を困惑させる原因となります。

今回はそんな一人暮らしの電気代について、季節に応じた平均額や、少しでも料金を節約する対策をご紹介します。地域によっても料金が変わるため、お住まいの地域の特性も踏まえてチェックしていきましょう。

こちらの記事では、

  • 電気代は一人暮らしでも高くなる!
  • 夏と冬の平均はどれくらい?
  • 料金を節約する徹底対策とは

 
についてご紹介します。

電気代は一人暮らしでも高くなる!

何となくのイメージで、「一人暮らしなら電気代は大したことないだろう……」と思っている方も多いのではないでしょうか。
日中お仕事で家を空けている方ならば尚更、数千円の電気代で済ませたいと思うはずです。

しかし中にはこんな声も……。

https://twitter.com/hrm_2021/status/1529446416460161024
https://twitter.com/HunterKernel/status/1529104230795350016

こんなにかかるなんて思わなかった……。

 

初月の請求を見て驚き、電気代を節約しなきゃ……と思っても、実際にどの家電がどのくらいの電気を使っているのか把握している方は少ないでしょう。

まずはそれぞれの家電がどの程度電気代を要するのか、以下の表にまとめた平均費用を参考にしてみてくださいね。

 

エアコン 約16,000円/年(6畳タイプ)
テレビ 約5,200円/年
LED照明 約2,700円/年
洗濯機(乾燥なし) 約730円/年
洗濯乾燥機 約22,000円/年(縦型洗濯機)
IHクッキングヒーター 約12,000円/年
冷蔵庫 約8,000円/年
掃除機 約2,000円/年
ドライヤー 約2,000円/年
電気ストーブ 約30,000円/年(5ヶ月使用)
こたつ 約5,000円/年(5ヶ月使用)

 

季節によって費用が大きく変わる家電もあるため、年間でかかる金額をまとめています。
もちろんそれぞれお使いの製品によっても費用が異なりますが、毎日定期的に使うとこれだけの料金がかかるということになります。

そして、これらをフルで使った場合の月額料金はおよそ6,000円ほど。節約を検討する際は、年間電気代が高額なものから見直してみると良いでしょう。




夏と冬の平均はどれくらい?

 

続いて、一人暮らしでかかる電気代の平均を見てみましょう。

2021年1月~3月 6,641円
2021年4月~6月 4,990円
2021年7月~9月 5,131円
2021年10月~12月 5,200円
2022年1月~3月 7,749円
引用元:e-Start

 
2021年度の統計によれば、1月~3月は月平均6,641円、2022年になると7,749円も電気代がかかっていることが分かります。新型コロナウイルスにより外出が制限されたことも要因として挙げられますが、電力供給に不可欠な液化天然ガスの輸入額が高騰していることも関係しています。

また、4月~6月は4,900円と2,000円近くも下がるといった結果に。
夏はエアコンや扇風機の利用で少し上がりますが、それでも冬場がもっとも高くなることが分かりました。

これを元に、2021年における一人暮らしの年間平均電気代を算出してみると、「5,490円」となりました。

私の電気代、平均よりも全然高いんだけど……。

 

続いては、電気代を少しでも抑えたい方に向け、チャレンジしやすい節約方法をご紹介していきましょう。




料金を節約する徹底対策とは

電気代の平均を知り、いざ節約を始めよう……と思っても、何から手を付けたらよいか分かりませんよね。

先ほど、年間電気代が高額な家電から節約を始めるのがおすすめ、とご紹介しました。
つまり、上記の表でいえば「エアコン」「洗濯乾燥機」「IHクッキングヒーター」「電気ストーブ」の4点が良いでしょう。
もちろんこまめにコンセントを抜いて待機電力をカットしたり、暖房/冷房に頼らず窓を開けたり衣類を着込んだり……といった基本対策も重要です。

エアコン

 

エアコンの節約ポイント
  • 起動時の消費電力が一番大きいため、できるだけつけっぱなしにする
  • サーキュレーターで冷たい/暖かい空気を循環させる
  • 厚いカーテンをひく/ドアの隙間を埋めるなど、部屋の密閉性を高める
  • 設定に迷ったら自動運転を選ぶ
  • フィルターに埃が溜まると性能が落ちるため、月に1度は掃除をする

エアコンの節約方法で有名なものに、「ある程度つけっぱなしにする」というものがあります。
これはエアコンが起動する際に消費する電力がもっとも大きくなるのが理由であり、節約しようとこまめにオン/オフを繰り返すと逆に高額になる恐れがあります。

また、冷え切った部屋や蒸し蒸しとした部屋をエアコン1台で快適な温度にするのは時間がかかります。

冬場であれば

  • 加湿器をつけて体感温度を上げる
  • 初めはストーブをつけてある程度温度を上げておく

夏場であれば

  • 窓を開けて換気しておく
  • ある程度冷えたら扇風機に切り替える

などの工夫を組み合わせての使用がおすすめです。





洗濯乾燥機

 

洗濯乾燥機の節約ポイント

・許容量ギリギリまで洗濯物を入れない
・乾燥時は乾いたタオルを入れるなど、乾燥の負担を軽減する
・1週間に1度はフィルターのゴミを取り除く

乾燥機能のついた洗濯機は、洗ってから乾かすまでを一括で行ってくれるためかなりの電力を消費します。
1日に1回必ず回す……という方も少なくないですが、できるだけ余裕をもたせた量を入れることをおすすめします。

また、乾燥時に乾いたタオルを1枚入れると、湿気を吸い取ってくれるため乾燥時間が短くて済みます
100円ショップやホームセンターなどでは、乾燥時間短縮のためのアイテムを多数取り扱っていますよ。

引用元:LOCARI

 

Seria「ドライヤーボール」
・価格:110円/個
・サイズ:直径7.5㎝
・材質:ウール100%
・個数目安:洗濯物6㎏につき2~3個

IHクッキングヒーター

 

IHクッキングヒーターの節約ポイント

・熱伝導率の高いステンレスや鉄製のフライパンを使う
・鍋底の焦げや汚れはこまめに拭き取る
・余熱を使って熱を通す
・適度な火入れは電子レンジを使う

毎日自炊する方の場合、IHクッキングヒーターの料金が電気代に大きく影響してきます。
特に長時間煮込む料理にチャレンジする場合は、できるだけ熱の通りが良い材質の鍋やプライパンを使ったり
ある程度火が通ったところで余熱調理に移行したりといった工夫をしてみましょう。

また、短時間調理に向いている圧力鍋の導入もおすすめ。瞬間的な電気代はかかりますが、IHクッキングヒーターを長時間使うよりも節約が可能です。





電気ストーブ

 

電気ストーブの節約ポイント

・部屋全体を暖めたい時はエアコンに切り替える
・室温に応じた自動温度設定/オンオフ機能のあるものを選ぶ
・狭い部屋はストーブ、広い部屋はエアコンと用途によって変える

冬場、帰宅時にすぐつけたくなる電気ストーブ。部屋を瞬時に暖められるため重宝しますが、長い時間だらだらとつけてしまうと電気代が大変なことに……。
ある程度暖まったらエアコンやこたつに切り替えたり、脱衣所やキッチンなどの狭い空間のみ使用したりといった工夫が必要です。

設定温度になったら自動で運転を休止してくれるものや、センサー付きで人の気配がないと止まるものなどが便利ですね。





まとめ

https://twitter.com/sakamo242424/status/1527138507734495233

支出の中で大きな割合を占める電気代は、何も考えずに過ごしてしまうと家計を圧迫することに……。
なるべく電気代を抑えて余裕を持つためにも、各家電の使い方を見直してみてくださいね

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